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ACT.21 ヤザワとマイク!! 
「まずいなぁ・・・ここに来るまでの路線が事故で止まってるって・・・」
「それじゃ遅刻者が出るじゃないか」
「進行は大丈夫なんだろうな」
オーディションのスタッフさんたちもざわざわ。その情報はどこから?そりゃ、ネットで調べたらわかることですが、わざわざ調べないでしょう。待機室の方にいるスタッフさんから連絡でもあったのでしょうか。「もう始まるって言うのにまだ来てない子が結構いて・・・確認してみたら・・・」みたいな?

「関係ありません!声優として売れるには運も必要なんだ。運の無い者はここで脱落して当然ですよ!」
確かに、実力も必要ですが運も必要だとは思います。「たまたま~だったから」とか。逆にトラブルがあったおかげでっていうのもあるでしょう。だから、ここまでだったらまぁ納得出来たのですが・・・

「ま、うちの事務所の声優は皆、私が送迎済みですから安心ですけどね!!」
余分(笑)言葉で損しそうだな・・・この人。

「相変わらず過保護ですねMアカデミーさん」
マオさんがスケッチブックに書いた字を代読するお兄さん(笑)マオさんの表情からしても怒ってますね、あれは。
この人、業界的には評判悪いのかな。

そんな時・・・非常ベルが鳴りました!!

確認の為、一時中断。
マオさんの携帯になりちゃんからメール「電車が止まってるがアクトは来てるか?」と。
「きてる」と普通に返すマオさんがツボる(笑)

あの非常ベルはアクトが時間稼ぎの為に鳴らしたのでした。翔ちゃんに状況を聞くも、非常ベルはすぐに誤作動だと判明しほとんど時間は稼げず。電車はやっと発車するようですが、駅から急いでも15分。持ち時間は1人だいたい5分ぐらいなので3倍伸ばさないといけません。

そしてアクトの番。

マイクのところへ向かう途中、わざとコードを足に引っ掛けて引っこ抜く
→当然歌は流れない。「音楽流してるか?全然聞こえてこないが・・・」
コードを直させて時間稼ぎ

次は・・・曲は流れるものの、声が聞こえない?
→マイクが入ってない?
直す為に入ってきた人に「こっちは人生かけて受けに来てんだ」とちょっとでも時間稼ぎ
どこも壊れていない・・・それはまさかのアクトが口パクだったから。

翔ちゃんからメール
「調整でまた止まっちゃいました、後10分はかかりそうです」

燃え尽きつつあるアクト。
やっているうちに(なんで俺がやつのためにそこまで働かなきゃならん!!)と腹が立ってきて・・・でもそれが今回の役とマッチしていて高評価を・・・?それがだんだん暴走してマイクを振り回す(笑)そして最後は叩きつけ・・・。

Mアカデミーの社長に怒られます。
「これはライブじゃないんだぞ!?声優にとって商売道具のマイクをぶっ壊しやがって」

わらじザル

そう言ってアクトは出て行きました。
やっぱMアカデミーの社長って業界的には嫌われてるのかな・・・。後ろの人にすっごいウケてた(笑)「良くぞ言ってくれた!」って感じ。

マオさんのアクトを見る表情は穏やか・・・何か優しそうな感じ。アクトの行動の意味がわかったのかな?あの紙を投げつけた時って確か翔ちゃんと一緒にいた時だから・・・。電車が遅れてることは知ったわけだから、あれは時間稼ぎの為の行動で翔ちゃんを間に合わせたかったんだ・・・と。

翔ちゃん、ギリギリ間に合いました。

アクト、冷静になって考えてみると「どうかしていた・・・」と。やっと我に戻りましたか。
そこへ駆け寄ってくるMアカデミー社長。アクトに渡したのはさっきのマイクの修理代(笑)

「お前みたいなやつ、何で鮫頭が推薦したか知らんがな、出る杭は打たれると覚えておけ。私の目が黒いうちはお前ごときに役は渡さんぞ!」
この表情見ると、やったことは褒められたことじゃないけど実力はちょっと認めた感じがするのですが・・・
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