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第百十五幕 姫しか知らない良さがある 
さて、いよいよ本番です。

夏希さんを羨んだ目で見る兄弟子さんたち(with累くん)冬政さんの顔が1番笑える。

何か、「國崎夏希」ってなると違和感ありますよね。普段、こんな表記されないですから。舞台シーンで役名/名前って時ぐらいですよね。出雲や梅樹たちだってこういうシーンでは役名/名前表記。それはそれでもう慣れたんですけど、夏希さんは初めてですもんね。

(品格を保ちつつ勝頼への恋に燃える八重垣姫・・・はたして坊主にその心情がつかめたか・・・)

八重垣姫/出雲 登場。

客席には梅樹、松樹、玄衛。たぶん見えないだろうけど・・・見えるんですね(笑)梅樹がピースしてるのいいですね~♡後、あの顔(笑)相変わらずの風船ガムにあの服。あの服が1番好きです。あれ・・・でも、あれじゃ肩は見えなさそうですね。

・・・いつもなら・・・あそこに、紗英もいるけど・・・オレの不注意のせいで事故に遭わせちまった・・・だからこそこの難役の八重垣姫、最後までやり通して見せる・・・!

夏希さんと紗英がちょっとかぶる出雲・・・。

(作中では描かれてないけど、勝頼にだって、実は隠された魅力があるのかもしれない・・・そう・・・例えば紗英だって・・・元々超ヤなやつだし・・・普段だってオレのコト女扱いするし、バカなコトばっかしてるけど・・・)

ですよね・・・第一印象、性格で言うと禄と結構いい勝負だったりしますもんね(笑)玄衛は大人の役を嫌がるのと、ちょっとイタズラっぽいところ?松樹は梅樹があんなだったからだし。その梅樹があんなだったのも松樹のことを思ってだし。桐矢さんに要くんは悩みがあってのこと、白木くんはちょっと行きすぎたとこはあるけど、根本はお父さんとの問題だし・・・。

でも、よく考えたら禄も昔は今と違って弱々しい?感じで、それを隠す?為にああなった感じもあるから、純粋な意味で考えると紗英が1番・・・だったりして。

オレのコト・・・すげー想ってくれてんだよな・・・

そんな出雲の演技は夏希さんだけでなく、観客たちもドキッとするような演技。
「・・・なんか・・・こっちまでハズかしい芝居だな・・・」
紗英が出雲の八重垣姫で勝頼やってたら大変な(笑)ことになってたんでしょうけど、梅樹だったらどうなってたんだろうな・・・。ほんのり、照れる?松樹が面白い。

最後の場面・・・

この舞台をやり終えたら紗英の見舞いに行こう、本当は今すぐにでも行きたい。そんな気持ちを込め・・・

翅が欲しい。羽が欲しい。飛んで行きたい。

その想いは観客に届き・・・出雲も気付かないうちに終わってる・・・という。

舞台終了後、急いで紗英の元へ。もう梅樹たちが来ていました。紗英も、体はちょっと痛むものの、だいぶよくなってきているようです。

「あ、オレのむいたリンゴ食べてくれたんだ」

・・・写メ撮っとけばよかった・・・

ショックを受ける紗英(笑)

「またむいてもらえばいーだろーが」
「ソレとコレとは別なんだよ・・・」
ソレ・・・出雲が自分のことを想ってくれてむいたリンゴ。
この純粋な気持ちのリンゴがいいんでしょうね。もちろん、また言えばむいてくれるでしょうけど、それは自分から言ったことだし、言わなくてもこの流れからして自分が頼んだようなものですからね。

「・・・ボクの勝頼で稽古つけた方が、もっとうまくできた?」
「おい!そーゆーコト言うと、またチビがキレっぞ!ブン殴られても知らねーぞケガ人!」

そう、いつもなら梅樹がこんなことを言う前に紗英は壁か天井にめり込んでたことでしょう。

でも、あんなことがあったから一瞬、「・・・」となる出雲。でも、我に返り?手を握ってる紗英を見て・・・

「うぬぼれんじゃねー!!」
花束を紗英にバッサバッサするのでした。

「やれやれやっといつも通りだな」
(いつも通り・・・なのか?)


松樹はやっぱりするどいですね。
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